2025.05.10
住環境
両国駅付近の住みやすさ

【両国駅(東京都墨田区)付近の住みやすさについて】
「相撲の街」として全国的に有名で、国技館や江戸東京博物館(※現在大規模改修のため休館中ですが、歴史的な中心地であることに変わりはありません)があり、歴史と文化の香りが色濃いエリアです。
メリット (住みやすい点):
- 交通アクセスが良い:
- JR総武線(各駅停車)と都営大江戸線の2路線が利用できます。
- JR総武線で秋葉原、御茶ノ水、新宿、また千葉方面へアクセスしやすいです。
- 都営大江戸線で上野御徒町、飯田橋、新宿、六本木、大門(浜松町)などへアクセスできます。東西南北への移動が比較的スムーズです。
- 独特の文化と雰囲気:
- 「両国国技館」があり、大相撲開催期間(1月・5月・9月)は特に活気に満ち溢れます。普段から力士の姿を見かけることもあり、「相撲の街」ならではの雰囲気を味わえます。
- 江戸東京博物館(休館中)や隅田北斎美術館、旧安田庭園など、歴史や文化に触れられるスポットが点在しています。
- 「-両国- 江戸 NOREN」など、江戸の食文化を楽しめる施設もあります。
- 飲食店のバリエーション:
- 名物の「ちゃんこ鍋」のお店が多数あります。
- それ以外にも、地元住民向けの定食屋、居酒屋、蕎麦屋、カフェなどが一通り揃っており、外食には困りません。
- 日常の買い物施設:
- 駅周辺にはサミットストアやまいばすけっとなどのスーパーマーケットがあり、日常の買い物には十分対応できます。ドラッグストアやコンビニも複数あります。
- 公園や水辺へのアクセス:
- 国技館に隣接する「旧安田庭園」は美しい日本庭園です。
- 隅田川がすぐそばを流れており、「隅田川テラス」での散策やジョギングが楽しめます。
- 関東大震災や東京大空襲の慰霊施設がある「横網町公園」も近く、広い敷地で緑に親しめます。
- 比較的抑えられた家賃:
- 墨田区に位置し、都心へのアクセスが良い割には、山手線内や都心西部の人気エリアと比較すると家賃相場は抑えめな傾向があります。
- 治安が良い:
- 昔ながらの地域コミュニティも残り、比較的落ち着いたエリアであり、治安は良好です。
デメリット (住みにくい点・注意点):
- 大相撲開催期間の混雑:
- 年3回の大相撲東京場所の期間中は、駅周辺や国技館周辺が観戦客で大変混雑します。普段の落ち着いた雰囲気とは大きく異なります。
- 騒音:
- JR線の線路に近い場所や、清澄通りなどの幹線道路沿いは、電車の音や車の音が気になる可能性があります。
- 観光地としての側面:
- 国技館や博物館などがあるため、観光客の往来も多いエリアです。特に週末などは人が多く感じられるかもしれません。
- 大型商業施設や娯楽施設が少ない:
- ファッションビルやシネコンのような大型の商業・娯楽施設は駅周辺にはありません。そういったものを求める場合は、隣の錦糸町駅(JRで1駅)や都心部へ出る必要があります。
- JR駅と都営駅が少し離れている:
- JR総武線の駅と都営大江戸線の駅は、地上を少し歩いて乗り換える必要があり、完全に接続しているわけではありません。
まとめ:
両国駅周辺は、JR・都営の2路線が使える交通の便の良さと、「相撲」や「江戸文化」といった他にはない強い個性と歴史的な雰囲気が魅力のエリアです。日常の買い物や食事にも困らず、比較的家賃も抑えられています。
大相撲開催時の混雑を許容でき、歴史や文化、下町情緒を楽しめる方にとっては、非常に面白みのある住みやすい街と言えるでしょう。特に、秋葉原・新宿方面や、上野・六本木方面へのアクセスを重視する方にも適しています。